MVPトリオの距離が「縮まってる」 大谷翔平が見せた“表情”に「胸が熱くなる」
2号弾の大谷にベッツも笑顔、右手を差し出すフリーマン
■カブス 9ー7 ドジャース(日本時間6日・シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、「2番・指名打者」で出場して5打数2安打2打点。試合は敗れたものの第3打席で2号2ランを放った。先にホームインしたムーキー・ベッツ外野手、次打者のフレディ・フリーマン内野手が祝福する中で見せた笑顔に「表情いいね」「距離縮まってる」と声が上がった。
大谷は4点ビハインドの5回無死一塁で、ヘンドリックスの初球チェンジアップに泳ぎながら右手一本で対応。打球は右翼・鈴木誠也の頭上を越しポール際に着弾した。打球速度105.2マイル(約169.3キロ)、飛距離379フィート(約115.5メートル)の2試合連続弾だった。
ホームを踏むと、待ち構えていたのは一塁走者だったベッツだ。さらに、次に打席に入るフリーマンも右手を差し出して祝福した。大谷の顔には、もちろん笑みが広がっている。
MVPトリオが咲かせた笑顔。ファンも大喜びだ。SNSには「3ショットたくさん見たいです」「良い笑顔」「喜ぶ合う光景、何度も見たい」「胸が熱くなる」「いい雰囲気が伝わってくる」「大谷の復調で無敵のトリオになった」とコメントが並んだ。
初アーチは開幕から9試合目の41打席目。自身最も遅い滑り出しとなったが、漂い始めた“量産”の予感。トリオの打棒から目が離せない。