大谷翔平、水原氏騒動の“捜査対象外” 米メディアが関与否定「スキャンダルの被害者」
大谷の元通訳の水原氏は違法賭博に関与した疑いで球団を解雇となっていた
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳の水原一平氏をめぐる一連の騒動で、米メディアは関係者の情報として大谷は捜査の対象外であると伝えた。
エンターテインメントや著名人のニュースを中心に扱うカリフォルニア州のメディア「TMZ」では、10日(日本時間11日)付で「連邦捜査局の捜査によって彼は賭博スキャンダルの被害者だと判明……通訳が起訴される方向へ」の見出しでニュースを掲載。大谷の騒動への関与を否定した。
記事では関係者からの情報として「連邦捜査局はオオタニがいかなる不正行為、賭博やスポーツブックとの関わりをもったことはないと結論付けた」と報じた。さらに「複数の法執行機関の関係者」からの情報として水原氏が「今にでも起訴される」として「オオタニはいかなる関与から完全に潔白が明らかになったという」と伝えた。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」は同日、水原氏が大谷の資金盗用を認める方向と報道。さらには水原氏が大谷の資金を盗用した疑いに関する証拠を、連邦捜査局が確保したと述べている。
水原氏をめぐっては、違法賭博に関与し大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)を送金したと米メディアよって報じられた。球団は3月20日(同21日)付で契約を解除。その後、メジャーリーグ機構(MLB)が調査を行っていた。
(Full-Count編集部)