山川穂高、1人ドームで深夜練習していた　熊本で4タコ→福岡に移動「1時前くらいまで」

「一昨日もドームに帰って打ちました。迷ったんですけど、やっぱ打とうと思って」

■ソフトバンク 6ー3 日本ハム（11日・北九州）

　ソフトバンクは11日、北九州市民球場で行われた日本ハム戦に6-3で勝利し、連敗を2で止めた。「4番・一塁」で出場した山川穂高内野手が初回に同点に追いつく適時打、1点を勝ち越した7回にも2点適時打を放ち、2安打3打点と勝利に貢献した。

　先発の大関が1点を先制された直後の初回の攻撃。1死一、三塁で左翼の頭上を襲う同点の適時二塁打を放った。今宮健太内野手の適時打で1点を勝ち越した7回2死二、三塁でも8球粘った末の9球目を左前へと運び、2点適時二塁打とし、試合後のヒーローインタビューでは「（気持ちが）だいぶ楽になりました」と安堵の表情を浮かべた。

　9日に熊本で行われた同戦では得点圏に走者を置いた4打席全てで凡退。敗戦の責任を背負い込んだ。その夜、熊本から福岡に戻ると、そのままPayPayドームでバットを振った。「一昨日もドームに帰って打ちました。迷ったんですけど、やっぱ打とうと思って。1時前くらいまでですかね」。自身の不甲斐なさを振り払うようにバットを振ったという。

　主力組はオフだった10日も、一部野手のピックアップ練習が終わったあとにドームを訪れて練習に励んだ。「技術的なことを整理しないとダメだなと思ったので。修正をかけたので良かったかなと思います」。深夜の練習、休日練習で修正を図り、すぐに結果に繋げ「たぶん（これからは）大丈夫です」と頷いていた。

（Full-Count編集部）