米記者が大谷翔平の“英語力”に本音 周囲から聞いた評価…成長の中に見た課題

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

米ポッドキャスト番組で大谷の英語力を分析「長い会話にはついていけないだろうが…」

 ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者による一連の問題をめぐり、米ポッドキャスト番組で大谷の「英語力」にスポットがあてられた。出演した米記者は「みんなが思っているより英語を理解している」と明かしたうえで、「成長はしている」と分析した。

 YouTubeで公開されている「The Rich Eisen Show」で、司会のリッチ・アイゼン氏が大谷の英語力を取り上げた。「彼はどれくらい英語を理解しているのかな? 供述書の説明では、韓国でオオタニが(水原容疑者の一連の問題について)知った経緯だったり、ミズハラがチームの前で英語で話をしたときに、オオタニもその部屋にいた時の様子(水原氏の英語での説明が日本語に通訳されていない状況)についても言及されていた。韓国で起きた(水原容疑者問題に関する)すべての出来事についてのレポートはどんな感じだろうか?」

 番組に出演した米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は「オオタニの英語についての質問に対してですが、彼は英語をわかっているし、スペイン語も理解している。どれくらい理解しているか、どれくらい流暢なのかという点については、おそらくそこまでではないでしょう」と言及。「多くの人が私に伝えたところでは、彼はみんなが思っているより英語を理解しているとのことだ。私が思うに、長い会話の中でついていけるほど英語を理解しているというわけではないと言っておくのが妥当でしょう。成長はしている」と分析した。

 水原容疑者をめぐっては、韓国で行われた今季開幕戦翌日の3月21日に違法賭博に関与した疑いでドジャースから解雇された。4月11日(同12日)には大谷の銀行口座から不正送金したとして訴追され、12日(同13日)にロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。米連邦検察当局によると、大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとされている。

(Full-Count編集部)

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