大谷翔平、日米通算200号の裏で…水原容疑者の“止められない衝動”「最悪だ(笑)」

ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平容疑者【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平容疑者【写真:荒川祐史】

大谷が通算200号を放った日に、水原容疑者は賭博の胴元に上限引き上げを依頼していた

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が違法賭博に関与した件で、供述書によれば水原容疑者が胴元に掛ける上限額の引き上げを“要求”したのは2023年6月23日(日本時間24日)。皮肉にも、この日は大谷がエンゼルス時代に日米通算200号を放ったメモリアルな1日でもあった。

 供述書によれば、大谷がメジャーに挑戦した2018年に、水原氏は大谷の銀行口座開設を手伝っており、口座の情報については細かく把握していたとされる。さらに銀行の電話記録から、水原氏が大谷だと偽って銀行員に送金を許可させていたことが判明している。

 また、2023年6月23日(同24日)頃には胴元に対し、「最悪だ(笑)。ついていないなー。最後にもう1回だけバンプ(上限の引き上げ)してもらえないだろうか? これがしばらくの間で最後になると約束するよ」とメッセージを送っていたことも分かった。

 くしくも、この日はエンゼルス時代の大谷が敵地・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数3安打1本塁打1打点をマーク。日米通算200号本塁打を達成し、サイクル安打にシーズン5度目の王手をかけた日でもあった。

 大谷の記念すべき日の裏で、水原容疑者はまさかの行動をとっていたことになる。

(Full-Count編集部)

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