広告収入だけで「1083億円回収できる」 米も注目する日本企業…大谷翔平の“異次元の価値”
ドジャースは100円ショップ大手のダイソーと複数年契約を結んだと発表
ドジャースは22日(日本時間23日)、100円ショップ大手のダイソー(株式会社大創産業)と複数年契約を結んだと発表した。チームには今季から大谷翔平投手、山本由伸投手が大型契約で加入し、日本企業の進出の波が止まらない。
取材時の背景にDAISOの社名が登場し、本拠地の球場で本塁後方に広告が掲載される。ドジャースのロン・ローゼンCMO(チーフマーケティングオフィサー)は「ダイソーは今年、増々発展していく準備ができている。これはドジャースのステータス、そして情熱と合致するものである」とコメントしている。
昨季まで大谷が所属したエンゼルスの本拠地には、日系企業の広告がたくさん並んでいた。大谷がドジャースへ移籍したことにより、企業もこぞって“ドジャース移籍”。これまでにダイソーのほか、航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品メーカーの興和とも契約を結んでいる。
TOYO TIREとの契約の際には、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が「日本のスポンサーと広告マネーがドジャースにどんどん押し寄せてくる」と伝えた。大谷は10年総額7億ドル(約1083億円)の契約を結んでいるが、ファンからは「1000億回収できるじゃん」との声があがっている。