育成再契約のロッテ36歳が1回無失点、日ハム27歳はアピール弾…25日のファーム結果
ロッテ安田尚憲が2打席連続の適時打 日本ハムは連勝「4」でストップ
パ・リーグ球団主催の2軍公式戦が25日に3試合行われ、ロッテは楽天に4-0で勝利した。日本ハムはDeNAに3-7で敗れ、オリックスはソフトバンクに2-2で引き分けた。
ロッテは4回2死二塁で安田尚憲内野手が適時打を放ち、先制に成功する。続く5回は愛斗外野手の内野ゴロで1点を加え、6回も安田の適時二塁打などでリードを広げた。先発は昨年10月に右肩手術を受け、昨オフに育成再契約を結んだ石川歩投手。復帰2度目の登板で1回を無失点に抑えた。2番手の古谷拓郎投手は3回無安打4奪三振の好投。6回からはドラフト2位の大谷輝龍投手が3イニングを投げて無失点だった。
楽天は先発の辛島航投手が5回5安打無四死球5奪三振2失点(自責点1)と好投したが、打線がわずか3安打と元気がなかった。
日本ハムは先発の柳川大晟投手が初回に松尾汐恩捕手の適時打で1点を失うも、後続を3者連続三振に仕留めた。2回以降は無安打に抑え、4回1安打2四球6奪三振1失点の内容でマウンドを降りた。
打線は3回に福田光輝内野手の2号ソロで同点に追い付く。4回は1死一、三塁で水谷瞬外野手の犠飛で勝ち越しに成功した。しかし7回に松浦慶斗投手が九鬼隆平捕手に2ランを浴びて逆転を許すと、8回表に登板した山本拓実投手も4失点(自責点2)と崩れた。9回に今川優馬外野手の1号ソロで1点を返したが、連勝は4でストップした。
オリックスの先発・川瀬堅斗投手は4回2安打3奪三振1四球無失点と試合をつくると、5回2死一、二塁で太田椋内野手が適時三塁打を放ち、2点を先制した。しかし、入山海斗投手が8回1死二、三塁のピンチを招くと、犠飛と井上朋也内野手の適時打で同点に追い付かれた。そのまま引き分けで試合を終えた。
ソフトバンクは、先発の大山凌投手が5回3安打2奪三振6四死球2失点の内容。2番手・中村亮太投手が2回無失点で踏ん張ると、同点とした後もダーウィンゾン・ヘルナンデス投手と渡邊佑樹投手がともに無失点と好投した。