山本由伸、6回無失点でメジャー2勝目 顔面付近169キロ好捕…2戦連続QSで防御率3.54
敵地で行われたナショナルズ戦に先発登板、3試合ぶりの白星を掴んだ
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたナショナルズ戦に先発登板し、6回4安打無失点、7三振1四球の好投でメジャー2勝目を挙げた。2試合連続のクオリティスタート(QS=6回以上かつ自責点3以下)で2勝1敗、防御率3.54、WHIP1.07。28イニングを投げて37三振6四球となった。
前回登板から中5日。初回は好調のエイブラムスを一直、ウィンカーを左飛、オリックスで同僚のメネセスを見逃し三振で3者凡退の立ち上がり。2回2死からギャロに四球、3回1死からヤングに二塁打を許したがゼロを並べた。6回も2死からメネセス、ガルシアに連打を許したが、ルイーズを遊ゴロに打ち取った。
5回にはヒヤリとする場面もあった。先頭のロサリオが放った打球速度104.8マイル(約168.7キロ)のライナーが山本の顔面付近へ。あわや大惨事の出来事に球場は騒然となったが、グラブを差し出してスーパーキャッチ。転倒しながらもグラブからボールを離さず、敵地ながらも大きな拍手が沸き起こった。
打線は2回、先頭のテオスカー・ヘルナンデス外野手が6号ソロを放って先制。8回1死二塁からフレディ・フリーマン内野手の適時打で追加点を奪った。8回にはダニエル・ハドソン投手が1点を失ったが、9回を守護神のエバン・フィリップス投手が無失点で締め、2-1で今季最長に並ぶ4連勝を収めた。
6日(同7日)の敵地・カブス戦で初勝利を挙げたが、その後は白星から遠ざかっていた。12日(同13日)の本拠地・パドレス戦では5回3失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて消滅。19日(同20日)の本拠地・メッツ戦では6回4失点(自責1)も勝敗つかず。3試合ぶりの2勝目となった。
(Full-Count編集部)