突然GMから電話…察した“戦力外”「兆しあった」 打率1割台の35歳が突きつけられた現実

WソックスをDFAとなったケビン・ピラー【写真:ロイター】
WソックスをDFAとなったケビン・ピラー【写真:ロイター】

35歳のピラー、DFAの「兆しはあった」

 ホワイトソックスからDFA(事実上の戦力外通告)となったばかりのケビン・ピラー外野手が、米ポッドキャスト「Foul Territory」に出演した。司会のスコット・ブラウン氏が「DFAされたばかりで出演してくれました。ありがとう。選手目線の声が大事なのでね。今の気分は? 大丈夫?」と尋ねると「ああ、大丈夫さ」と答えた。

 続けて「今、暗いクローゼットの中で隠れている。いや、実際には、球場から自宅に送らなきゃいけない荷物を積んだ車の中にいるんだけどね」とジョークを飛ばした。

 ピラーは26日(日本時間27日)にメジャー契約を解除されたばかりで「DFAは今朝に知った。少し前から、兆しはあった。この世界に入って長いと、自分でGMになった気分で考えることがある」と言及した。

 35歳のピラーは今季17試合に出場して打率.160、1本塁打、4打点の成績だった。「(外野手の)トミー(ファム)と僕は共存できればよかったけれど、自分は(DFAされる)兆しがあった。(DFAは)いつも自分じゃないことを願うが、朝GMから電話が入るときは、機嫌を伺うものではない。その電話の結末はなんとなく分かる」と言及。厳しい現実について語っていた。

(Full-Count編集部)

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