“最後の1人”がお目覚め…ド軍独走モードへ 大谷翔平ら「MVPトリオ」がついに本領発揮か

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】

ド軍のフリーマンは28日のブルージェイズ戦で27試合ぶりの本塁打を放った

 ドジャース・大谷翔平との「MVPトリオ」の1人として日本でも注目されるフレディ・フリーマン内野手が28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦で27試合ぶりの2号ソロを放った。待望の一発に米メディアは2020年ナ・リーグMVPの復調を“予言”した。

 MLB公式サイトは「調子をつかんだフリーマンがトロントでHR」と記事を掲載。本塁打は3月28日(同29日)のカージナルス戦以来で、今回の遠征(日本時間28~29日)の直前のホーム9連戦中、33打数7安打で長打は3本だった。

 9連戦後の遠征が始まってからは6試合すべてでヒット、そして全試合で四球も選んでいる。「28日(同29日)のHRは、元ナ・リーグMVPが復調している兆しだった」と記した。

 ここまで打率.306、2本塁打19打点と決して悪い数字ではないが、メジャー15年目で通算打率.301、323本塁打1162打点を稼いだきただけに、「(今季ここまでの)フリーマンの数字はメジャーの他の大半の選手にとっては出来すぎでも、本人そして球団にとっては思うようなスタートとは言えない」と伝えた。

 同メディアはデーブ・ロバーツ監督の「3割打っていてもこんなに失望する選手は見たことがない」とのジョークを紹介。さらにMVPトリオのムーキー・ベッツ内野手(打率.387)、大谷(.336)、ウィル・スミス捕手(.367)が打線上位でやっていることを思えば、ドジャースはフリーマンの調子が出ればさらに良くなることができる。その日が、日ごとに近づいているとしていた。

 フリーマンが本領を発揮できずとも、ドジャースはナ・リーグ西地区の首位を独走しているが、これでいよいよ勢いは加速していきそうだ。

(Full-Count編集部)

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