佐々木が“同級生”対決制す 山崎が7年ぶり完投勝利…西武は最速10敗 30日パ・リーグ
柳田が2試合連発…有原8回無失点の好投
パ・リーグは30日、3試合が行われ、日本ハムは西武に2-1で勝利。ソフトバンクは楽天に8-0で勝って7連勝、ロッテは1-0でオリックスに完封勝利を挙げた。
日本ハム先発の山崎福也投手は、5回まで走者を1人も許さないパーフェクトピッチング。6回の先頭に初安打を許し、2死から金子侑司外野手の適時打で1点を失ったが以降も安定した投球を披露した。9回97球3安打無四死球5奪三振1失点で自身7年ぶり、移籍後初となる完投勝利をマークした。
一方敗れた西武は、先発の平良海馬投手が7回108球8安打2四死球5奪三振1失点と力投したが、打線が3安打1得点に終わり、4連敗を喫した。
ソフトバンクは2回、山川穂高内野手の6号ソロで先制に成功。5回には、柳田悠岐外野手の2試合連続となる3号ソロで1点を追加した。さらに、甲斐拓也捕手の犠飛などでこの回一挙5点を奪い、リードを8点に広げた。
先発の有原航平投手は、立ち上がりからの安定した投球を披露し、三塁を踏ませない好投。8回100球4安打1四球6奪三振無失点でマウンで降板。最後は岩井俊介投手が締めて8-0で試合終了。有原3勝目、打線は14安打8得点とつながりを見せた。一方敗れた楽天は、先発のコディ・ポンセ投手が5回86球12安打2四球4奪三振8失点と振るわず、打線も散発4安打に終わった。
ロッテの先発は佐々木朗希投手。初回から4回まで毎回安打を浴びたが、要所を締めて得点は許さず。5回以降は無安打に抑え、7回108球4安打3四死球10奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は5回、2死から荻野貴司外野手が適時打を放って1点を先制。8回に鈴木昭汰投手が2死一、三塁のピンチを迎えるが、代わった澤村拓一投手が後続を打ち取って無失点に。9回裏は益田直也投手が抑え、1-0で完封勝利を挙げた。
佐々が3勝目をマーク。4カードぶりに初戦を制した。一方敗れたオリックスは、先発の宮城大弥投手が8回115球5安打1四球13奪三振1失点の好投も、打線が5安打無得点に終わり、連敗を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)