安樂智大、打者天国で光る防御率1.04 メキシコで2ホールド目…楽天退団も掴んだ地位
1回をわずか9球で3者凡退、勝ちパターンを担い被弾ゼロを継続している
メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)でプレーする安樂智大投手は4月30日(日本時間5月1日)、本拠地で行われたベラクルス戦に登板した。1回を3者凡退に抑え、2ホールド目。ここまで9試合に登板して防御率1.04と、異国で勝ちパターンに定着している。
3点リードの8回にマウンドに上がると、元メジャーリーガーで欧州代表のアレックス・リディを空振り三振。続くボールドウィンを遊ゴロ、ヌニェスを二ゴロでわずか9球で退けた。メキシコシティにある本拠地は標高2240メートル超の高地にあるため打球が飛ぶと言われるが、ここまでは被弾ゼロの安定感だ。
安樂を巡っては、複数の選手がハラスメント行為を楽天球団に訴えたとされており、昨年12月1日にNPBから公示された契約保留者名簿に記載されなかった。その後、今年2月にディアブロスが発表したキャンプ招待選手のリストに名を連ね、開幕ロースター入り。12日(同13日)には初セーブを挙げていた。
(Full-Count編集部)