トラウト、左膝半月板損傷でIL入り 球団発表、無念の手術へ…涙こらえ「イライラする」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

シーズン中には復帰できる見込み

 エンゼルスは30日(日本時間5月1日)、マイク・トラウト外野手を左膝の半月板損傷のため10日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。今後手術を受ける見込みで、同日の試合前には取材に応じ、目を赤くしながら「とにかくイライラする」と話していた。

 連敗を4で止めた29日(同30日)の試合では、同点の7回に投手の暴投で二塁から本塁に生還する激走を見せていた。しかし、同戦での3回に痛みを感じ始めていたようで、翌30日(同5月1日)にMRI検査を受けて負傷が発覚。トラウトは「いつ負傷したのかはわからない。3回終了後、走ってダグアウトに戻ったとき、少し痛みを感じた。昨夜はずっと痛みがあった」と話した。

 米スポーツ局「ESPN」によると3日(同4日)に手術を受けるとされ、具体的な復帰時期は未定とされるもシーズン中には復帰できる見込みだという。

 大谷翔平投手が抜けたエンゼルスに、またも悪夢だ。32歳トラウトはこれまでに3度のMVPを受賞。しかし近年は毎年のように故障に悩まされ、シーズンを通したプレーができていなかった。今季はここまでリーグトップタイとなる10本塁打をマークしていたが、無念の離脱となった。

 主砲が抜けたエンゼルスは、通算107本塁打のケビン・ピラー外野手を緊急補強。また、マイケル・ステファニック内野手とチェイス・シルセス投手が60日間の負傷者リスト入りとなり、マイナー契約だったアミール・ギャレット投手とメジャー契約を結んだ。

(Full-Count編集部)

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