上沢直之、2回無失点のメジャーデビュー 走者を出さぬ完璧救援…6人斬りに本拠地拍手
28日(同29日)にメジャーに初昇格していた
■ジャイアンツ 3ー1 レッドソックス(日本時間3日、ボストン)
レッドソックスの上沢直之投手が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦でメジャー初登板を果たした。2点を追う8回に登板。2回を投げ無安打無失点1奪三振。打者1人も出さない好救援を見せた。
5番手として8回に登板。先頭のソレアを三邪飛に仕留めると、フローレスも三飛に。2死を奪うと、コンフォートからメジャー初奪三振をマークした。さらに9回も続投。ベイリーを遊ゴロ、チャップマンを二ゴロ、エストラーダを遊ゴロに仕留めた。
19球中14球がストライク。走者を1人も出さない好救援を披露した。逆転を祈ったが、チームは1-3で敗れた。
30歳の上沢は1月11日(日本時間12日)に日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約。招待選手としてメジャーキャンプに参加していたが、オープン戦は4試合で0勝1敗、防御率13.03と結果を残せず、マイナーに降格となった。その後、開幕直前に金銭トレードでレッドソックスに移籍し、活躍の場を求めていた。
レッドソックス傘下3Aウースターでは3試合に登板して2勝1敗、15イニングを投げて防御率4.80だった。28日(同29日)に昇格が発表され、4試合で登板の機会が巡ってきた。
(Full-Count編集部)