大谷翔平の同点打を監督称賛「重要な安打を打ってくれた」 塁上で感情爆発「みんなが見た」
延長10回に同点適時打を放ち、塁上で吠える「あの感情をみんなが見た」
■ドジャース 4ー3 ブレーブス(日本時間4日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打1打点、2四球2盗塁だった。1点ビハインドの延長10回には同点適時打をマーク。デーブ・ロバーツ監督も「ショウヘイが10回に重要な安打を打ってくれた」と褒め称えた。
初回1死の第1打席では一塁ゴロに倒れ、1点を追う3回1死では四球で出塁。スミスの打席で二盗を決め、スミスの中前打で一時同点となるホームを踏んだ。5回1死の第3打席はモートンの高め直球にバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
8回1死の第4打席は再び四球で出塁。スミスの打席で牽制で逆を突かれる形となったが、一塁手・オルソンがボールを落とし、盗塁成功。1試合2盗塁は今季初めてとなった。1点を追う10回、1死二塁で迎えた第5打席では、元エンゼルスのイグレシアスから同点となる中前適時打を放ち、塁上でベンチを鼓舞するように両手をあげて吠えた。指揮官は「あの(塁上での)感情をみんなが見たよ」「ドジャースとブレーブスの(強豪同士の)試合で観客がたくさん入っていたが、彼はあの瞬間に飲まれなかった」と振り返った。
大谷はこれで3試合連続安打となり、打率.336、OPSは1.017となった。1日(同2日)の試合は休養しており、5月最初の試合でしっかりと結果を残した。
延長11回にサヨナラ打を放ったアンディ・パヘス外野手は、1試合4安打をマーク。これで9試合連続安打と絶好調だ。指揮官は「今日は試合を通じて素晴らしい打席だった。打席に立つたびに、グレートな打席になっているように思える」と絶賛していた。
(Full-Count編集部)