「大谷、大谷…大谷、大谷」並ぶ“顔写真”に日米衝撃 上位独占は「間違い探し」
大谷の今季10号は打球速度110.6マイルを計測した
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
異次元の打撃に米メディアも唖然としている。ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で今季初の1試合2本塁打を放った。5日(同6日)時点で打率.365をはじめ実に“9冠”に君臨。もちろんスタッツの数字も凄まじいが、打球速度でもまた圧倒的な成績を残している。
この日の8回、大谷は今季10号となる一発をセンター左に叩き込んだ。打球速度110.6マイル(約178キロ)、角度26度、飛距離464フィート(約141メートル)は今季最長となった。すると、米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は、X(旧ツイッター)に今年のドジャースの打球速度ランキングを投稿。110.0マイル以上、トップ18を顔写真付きで紹介した。
何と1位から9位まで並ぶのは、すべて大谷の“顔”。大谷以外の選手が初めて登場するのは、10位のテオスカー・ヘルナンデス外野手からで、トップ18には他にジェームズ・アウトマン外野手(11位、14位)とエンリケ・ヘルナンデス外野手(12位)となっている。
この投稿を見た日米のファンも驚きを隠せない様子。「オオタニはちょっと違う」「ユニコーン」「大谷オセロみたくなってる(泣き笑いの絵文字)」「間違い探しみたいになっとる」と目を丸くしていた。
今季のメジャー最速の打球速度もまた大谷。4月27日(同28日)の敵地・ブルージェイズ戦で菊池雄星投手から放ったシングルヒットが、初速119.2マイル(約191.8キロ)を計測した。打球速度が高いほど打球は守備の間を抜けやすく、さらに角度がつくことで本塁打になりやすいことがデータで判明している。メジャー屈指の打球速度を誇るからこそ、好成績を収めることができる一因とも言えそうだ。