水原容疑者の有罪同意…ド軍指揮官「ノーコメント」 大谷試合中の報道「知らなかった」
ロバーツ監督「我々が前進できるようになる」
■ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと、8日(日本時間9日)に米連邦検察が発表した。この日、ドジャースは本拠地・マーリンズ戦に3-1で勝利。試合後、デーブ・ロバーツ監督は水原容疑者に関する質問に対し「ノーコメント」と言及しなかった。
水原容疑者は日本時間3月20日の開幕戦直後にドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
この日、ドジャースの試合中に水原容疑者が罪を認めたと米メディアによって一斉に報じられた。試合後の取材ではロバーツ監督に「少し前にイッペイ・ミズハラが銀行詐欺の件で罪状を認めたけど、それについての見解は」と質問が飛んだ。
指揮官は「通訳の状況については私は知らなかった」と言及。続けて「コメントできない。これで終わりがより近くなることを願う。それで我々が(水原問題から)前進できるようになる」と淡々と返した。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)