大谷翔平のMVP最有力に待った “目と鼻の先”に巨大な壁…侮れない指標の影響力
大谷翔平とベッツのMVP“競争”がチームを活性化
ドジャース・大谷翔平投手の「MVP獲得」に“反論”する声が上がっている。米放送局「FOXスポーツ」の電子版は「オオタニがMVP? ジャッジが復活するか?」など報じている。
「ショウヘイ・オオタニが現在、ナ・リーグのMVPの最有力候補であるべきだ」との意見が目立ち、「彼自身の基準からしても、オオタニが現在、打席でやっていることは馬鹿げている。今季ドジャースの打球速度トップ10はすべてオオタニのバットから放たれたものだ」などと言及されている。
大谷は今季ここまで38試合に出場して、打率.355、11本塁打、27打点、9盗塁。OPSは1.103の数値を残している。安打や二塁打、打率、盗塁、塁打、長打、OPSなどでメジャートップの成績を残しており「彼が肘の手術をしてから8か月も経っていないことを考えると、打撃のあらゆる分野で驚異的な成績を上げていることはすごい」と驚きを隠せない。
ただ、“反論”もある。「オオタニは今季、打者としてだけでプレーしている。彼のチームメートがドジャースにもたらす価値(貢献度)を総合的に判断すると、彼のチームメートが、現時点では、ナ・リーグMVPの最有力候補だろう」との声も上がっている。
MVP候補に挙がっているのがムーキー・ベッツ内野手で「メジャーで最も高い出塁率を誇っている。今季は三振よりも四球が12多く、31歳にしてキャリアで初めてフルタイムの遊撃手としてプレーしながらOPSは1.000を超えるという、見事なパフォーマンスを披露している」と絶賛されている。
ベッツは今季ここまで39試合に出場して打率.346、6本塁打、27打点、8盗塁。OPSは1.006を記録しており、現時点ではMVP候補の最有力候補となる、十分な成績を残している。同僚でのMVP争いから、目が離せない。
(Full-Count編集部)