大谷翔平が少年にサプライズ「来てくれてありがとう」 登場に驚愕…始球式をプレゼント
始球式では大谷が捕手を務める…登場にファンからは大歓声
■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦前に、小児患者に対しサプライズを行った。この日は大谷のボブルヘッドが配布される試合で、観戦予定だったアルバート・リーくんに大谷が始球式とスイートルームでの観戦をプレゼントした。
試合前に、突如大谷が登場するとアルバートくんは口を開けてビックリ。大谷は目の前でサインしたユニホームをプレゼントし、さらに「今日は来てくれてありがとう。今日君は始球式を投げるんだよ。 オッケー?」と、この後始球式を投げてもらうことをサプライズで告げた。
サインボールなどもプレゼントされ、一緒に記念撮影も行った。終始驚いた表情のアルバートくんは「今何が起きたんだ! 彼は大きいなって、最初に思ったよ。30秒も息を吸えなかった」と目を丸くしていた。その様子を公開した球団公式X(旧ツイッター)は「二度と忘れられない光景」と紹介した。
球団によるとアルバートくんは生後3日で心臓病と診断され、生後13日目で手術。その後も数年かけて、2度の心臓手術と腹部手術を1度受けていた。今年5月には中学校を卒業し、現在はリトルリーグではスラッガーとして活躍しているという。
始球式では大谷が捕手を務め、アルバートくんのワンバウンド投球をキャッチ。場内からは大きな拍手が送られた。