放送席は絶叫「声が割れてます!」 大谷翔平のサヨナラ打…笑顔に予言「もっと見られる」

サヨナラ打を放ち祝福を受けるドジャース・大谷翔平(右)【写真:ロイター】
サヨナラ打を放ち祝福を受けるドジャース・大谷翔平(右)【写真:ロイター】

2020年以来2度目のサヨナラ打、4打数2安打で首位打者にも再浮上した

■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が放った劇的打に、放送席も大絶叫で応えた。19日(日本時間20日)に本拠地で行われたレッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、移籍後初のサヨナラ打。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めたスティーブン・ネルソン氏は「声が割れています!」と叫んだ。

 同点で迎えた10回2死一、二塁で、相手守護神のディアスと対戦。追い込まれたがファウルで粘ると、6球目の内角低めフォーシームを捉えた。一、二塁間を破ると、二塁走者のヘイワードが生還。笑顔でチームメートとハイタッチすると、大量の水をかけられる手荒い祝福を受けた。球場は大歓声に包まれた。

 ネルソン氏は興奮した様子で「試合を決めた!」と実況。解説を務めたエリック・キャロス氏は「試合を観戦し続けたファンに応えました。4年ぶりですが、これからはもっと見ることができるでしょう」と続けた。ネルソン氏は「ドジャースが勝利! (私の)声が割れています!」と絶叫で盛り上げた。

 サヨナラ打は、エンゼルス時代の2020年9月4日(同5日)の本拠地・アストロズ戦以来2度目。4打数2安打1死球1打点で打率.353とし、リーグトップに再浮上した。球場には5万2656人の観客が詰めかけ、6度目の満員。4回にパヘスの2ランで先制。7回に追いつかれたが、大谷のサヨナラ打で3連勝を飾った。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY