“ドラ1組”が躍動、西武・渡部は満塁弾、オリ・椋木は6回無失点…22日のファーム
オリックスの育成2年目・才木は“公式戦”初セーブ
ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ、中日戦に2-2で引き分けた。初回、柳町達外野手の適時打で先制に成功。先発・三浦瑞樹投手は、3回に犠飛で同点とされるも、以降は調子を上げ、7回まで無安打に抑える好投。7回を4安打無四死球5奪三振1失点にまとめた。打線は初回以降は相手投手陣に抑え込まれ、5回以降は毎回走者を出しながらもあと一本が出ず、1対1のまま試合は延長戦へ突入した。
延長10回は、渡邊佑樹投手が1死満塁のピンチを背負うと、アレックス・ディカーソン外野手に痛恨の押し出し死球を与え、勝ち越しを許した。しかし直後、佐藤直樹外野手の二塁打などで2死二塁とすると、笹川吉康外野手が同点適時打を放った。
オリックスは杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ、広島戦に2-0で勝利した。5回に1死満塁の好機を得ると、大里昂生内野手の犠飛で先制。8回には1死2、3塁で杉澤龍外野手の内野ゴロの間に追加点を挙げた。
先発の2021年ドラフト1位の椋木蓮投手は2、3、5回と得点圏に走者を置いたが、6回85球5安打1四球2奪三振無失点と粘りの投球。7回からは中田惟斗投手、山田修義投手、才木海翔投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。育成2年目の才木は公式戦でプロ初セーブとなった。
ロッテ・美馬&石川歩のベテランコンビが好投
ロッテはロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ、日本ハム戦に5-0で勝利した。先発の美馬学投手は初回、2死から安打を許しながらも無失点で抑えると5回までいずれも3者凡退に抑える投球を披露。一度も二塁を踏ませることなく、5回55球1安打無四死球8奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は1-0の5回、1死二、三塁から愛斗外野手、山口航輝外野手らに適時打が生まれ、4-0とした。6回に愛斗の適時二塁打で1点を追加すると、7、8回は石川歩投手が無失点でつなぎ、最終9回表は吉田凌投手が締めた。
西武はCAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグ、DeNA戦に7-2で勝利した。先発の菅井信也投手は5回103球8安打4四球3奪三振2失点と粘り投球。打線は5回に1死満塁とし、長谷川信哉外野手の適時打で1点を返すと、なおもチャンスで2020年ドラフト1位の渡部健人内野手が5号満塁弾を放ち、逆転に成功した。
リードを奪った6回からは、井上広輝投手が2イニングを抑えると、水上由伸投手、ジェフリー・ヤン投手もそれぞれ1イニングを無失点と好リリーフでつないだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)