死球の“当事者”から突然の行動…紅林弘太郎は「初めてのケース」、田中正義に感謝
オリックス・紅林弘太郎(左)と日本ハム・田中正義【写真:小池義弘、荒川祐史】死球の“当事者”から突然の行動…紅林弘太郎は「初めてのケース」、田中正義に感謝
スポーツマンシップになぞった“神行動”に胸が熱くなった。オリックスの紅林弘太郎内野手は、5月3日に本拠地・京セラドームで行われた日本ハム戦の9回2死から死球を受けた。ぶつけてしまったのは日本ハムの田中正義投手だった。
翌日、試合前の打撃練習を行っていた紅林の前に“出現”したのは、帽子を脱いだ田中正だった。22歳に向かって29歳投手は深々と頭を下げると「わざとじゃないんだ、ごめんね……」と一言。紅林は「わざと当てるピッチャーいないと思うんですけどね」と苦笑いした後、「普通に謝られたのでビックリしましたね。僕は初めてのケースだったので」と汗を拭った。
田中正にとってはプロ野球人生で2度目の与死球だった。紅林に謝罪に訪れた際も「結構、気にしていたらしくて……。日本ハムで一緒にプレーしていた吉田輝星さんから聞いたんですけど、めちゃくちゃ真面目な方で、すごく気にされるみたいでした」と丁寧な姿勢だったという。
(真柴健 / Ken Mashiba)