ジャッジ、大谷翔平を圧倒する“月間メジャー9冠” 21戦9発…衝撃の69本塁打ペース
5月は21試合に出場して打率.391、9本塁打、17打点、OPS1.475と止まらない
■ヤンキース 5ー0 マリナーズ(日本時間24日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、5月の個人成績でメジャー9冠を走っている。23日(日本時間24日)に本拠地で行われたマリナーズ戦で15号ソロ。21試合に出場して打率.391、9本塁打、17打点、OPS1.475と止まらない。
「3番・中堅」で先発出場すると、3回1死走者なしの第2打席で好投手のカスティーヨを捉えた。2ボールから真ん中に入ったチェンジアップを強振。右中間への大飛球は、ブルペンに吸い込まれた。2打数2安打2四球の大暴れだった。
4月は31試合で打率.207、6本塁打、OPS.754にとどまり心配されたが、あっという間にOPSは1を超えた。ここまで52試合に出場して打率.276、15本塁打、35打点、OPS1.027。本塁打はトップと2本差に迫り、キングの座も射程圏だ。
5月に限ると得点、二塁打、四球、出塁率、長打率、OPS、長打、塁打、ISOの9冠。5月の勢いをシーズン162試合に換算すると、69本塁打ペースとなる。ドジャースの大谷翔平投手はナ・リーグでは3冠だが、メジャー全体で見るとすべてジャッジに上回られて無冠。リーグは異なるが2人の争いにも注目だ。
(Full-Count編集部)