広島25歳の守備範囲に「まじで?」 安打阻止の超美技に敵地騒然「すごすぎる」

広島・矢野雅哉【写真:矢口亨】
広島・矢野雅哉【写真:矢口亨】

広島・矢野は二塁で出場しても超美技を披露した

■DeNA ー 広島(26日・横浜スタジアム)

 ハマスタに「赤い忍者」が現れた。広島・矢野雅哉内野手が26日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で二塁手として超人的な守備を披露。「すごすぎる」「ゴールデングラブ常連になる?」などとファンを驚愕させている。

 矢野は2-1の初回2死三塁で、DeNA宮崎敏郎内野手の右前に落ちようかという飛球を勢いよく追いかけ、半身で体を精一杯伸ばし、ギリギリのところでキャッチ。そのまま滑り込んだ。捕球位置は右翼定位置の少し手前辺りだった。

 落ちていれば同点になっていた当たり。矢野のスーパープレーに相手先発のDeNA・大貫晋一投手も唖然と苦笑いするしかなかった。

 矢野はここまで遊撃手として25試合に出場。二塁手でのスタメン出場は7試合ぶり6度目だった。DAZNが公式X(旧ツイッター)で「圧倒的な守備範囲。ほとんどライト前。今日のセカンドは矢野雅哉」と美技を投稿。ファンからは「えぐくて草」「菊池の正当後継者」「広島のセカンドは鬼門過ぎる」「こういう守備で士気が上がる」「なんなんまじで?」と絶賛のコメントが次々と寄せられていた。

 2020年ドラフト6位で亜大から入団した25歳。1年目から開幕1軍を勝ち取るも13試合の出場に留まったが、華麗な守備で評価を上げ、昨季は自己最多の93試合に出場。遊撃では83試合の出場ながら、ゴールデン・グラブ賞の遊撃手部門投票で4位に入るなど、高い守備力が注目されている。

【実際の映像】「広島のセカンドは鬼門過ぎる」 相手も唖然…矢野が魅せた超美技

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