2戦でわずか2得点…屈辱の5連敗に「肝心なのは結果」 得点圏23の1、ド軍指揮官も苦悶
9回のフリーマンが適時打を放つまで得点圏22打数無安打
■レッズ 4ー1 ドジャース(日本時間27日・シンシナティ)
ドジャースは26日(日本時間27日)、敵地・レッズ戦に1-4で敗れ、今季初の同一カード3連敗を喫した。5連敗は2019年以来5年ぶりの屈辱。山本由伸投手が5回4失点で2敗目を喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「準備不足が原因ではないことは理解しているけど、肝心なのは結果で、それがついてきていない」と声を絞り出した。
この日、「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手は4打数1安打。9回1死で一塁への痛烈な内野安打を放ったが、今季ワーストタイの8戦ノーアーチとなった。チーム全体でも9回1死二塁でフリーマンが適時打を放つまで、得点圏では22打数無安打。チャンスで凡退する場面が目立った。
直近2試合で2得点。試合後、ロバーツ監督は「打線は冷えていた。打てないと、活気がない」とため息交じりに話した。「クラブハウスにいる全員がそれを理解している。やり続けるしかない」。「同情してくれる(対戦相手の)チームなどいない。大人がやる野球なんだから、解決策を見つけ出さないといけない。打てる球がきたら打たないといけないし、ストライクゾーンもコントロールしないといけない」と指摘した。
先発の山本は3回に捕まり、2死満塁から2本の適時打で4点を失った。「彼らは追い込まれても戦い方を見出してきたということ。(タイムリーを打たれた)3本とも2ストライクからだった。彼らは幸運だった。それらを除いたら、ヨシは素晴らしかったと思う。相手を褒めないといけない」と右腕を擁護していた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)