「ボンズより俺の方が上だ」 成績大差も…スター選手の発言に米賛否「あり得ない」
ガーディアンズのホセ・ラミレスは満塁機でストレートの四球で歩かされた
■ガーディアンズ 5ー4 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)
通算231本塁打を誇るスラッガー、ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手が26日(日本時間27日)の5-4で勝利した敵地・エンゼルス戦で、満塁機ながらも勝負を避けられたかのような四球で歩かされたことで、地元メディアに「俺の方がボンズより上」と発言したことが、大きな議論を呼んでいる。
注目のシーンは2-2から6回に4-2と突き放し、なおも1死満塁という場面。ラミレスはあっさりとストレートの四球で歩かされ、5-2とリードを広げた。
米スポーツ局「FOXスポーツ」は公式X(旧ツイッター)に「ホセ・ラミレスは昨日、満塁の場面で勝負されなかった。バリー・ボンズのような扱いを受けていたと試合後に伝えられた後、彼はこう反応した。『俺の方がボンズより上だ』」と投稿した。同局は記事でもラミレスの発言について言及しており、番記者がラミレスに対し冗談めかしてボンズを引き合いに出して質問をした経緯に触れ、ラミレスの自信満々のコメントを紹介している。
この発言にはファンも「この男は最高だな」「嘘はついていないことが私にはわかる。バリーは(ラミレスが昨年8月にホワイトソックス戦で起こした乱闘のように)フィールド上で相手をKOしたことがない」「史上最高」「100%」といった声があがった。
そのいっぽうで、「妄想的だな」「打撃でボンズに匹敵した人間は歴史上にいない。しかしその自信に敬意を表すよ」「彼はボンズより上ってことはないけど、いずれにせよ私は彼のファンだよ」「私ならこの酷い発言で、彼をベンチに置く(スタメンから外す)」「私の(応援する)選手たちもこれくらいのレベルの自信があったらいいのになぁ」「おもしろすぎるな」「その自信は気にいった。しかし(笑)」「いや、違うな」「あり得ないだろ、ホセ」、日本語でも「流石にそれは無い。Barry Bondsの方が圧倒的に上よ」と“ボンズ派”の声も多く寄せられていた。
ラミレスは通算231本塁打で4度のシルバースラッガー賞、5度の球宴出場を誇るスター選手。バリー・ボンズ氏はMLB最多の通算762本塁打を誇り、7度のシーズンMVPを獲得している。
(Full-Count編集部)