5連敗中のド軍衝撃…126mの“本塁打”が二塁打に　敵中堅手が驚きプレー「素晴らしい」

HRかと思われたヘルナンデスの当たりが“二塁打”に

■メッツ ー ドジャース（日本時間29日・ニューヨーク）

　メッツのタイロン・テイラー外野手に、ビッグプレーが飛び出した。28日（日本時間29日）の本拠地ドジャース戦で、本塁打性の当たりをグラブで弾き、二塁打とした。惜しくもキャッチとはならなかったが、得点を防いだプレーに「ワオ、素晴らしい」「1点をセーブした」とファンからは称賛の声があがった。

　0-0の2回、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が放った打球は中堅後方へ。バックした中堅手のテイラーはフェンス際でジャンプすると、フェンスを越えていた打球をグラブに入れ、グラウンド内へ弾いた。

　ボールがフェンスに当たっているようにも見えたため、ドジャース側は本塁打ではないかとチャレンジしたが、結局二塁打の判定となった。飛距離414フィート（約126.2メートル）で、ドジャースタジアムを含めたMLBの23球場で本塁打となっていた打球だった。

　一方、5連敗中のドジャースにとっては痛恨。負ければ2019年以来の6連敗となる。MLB公式がアップしたプレーの動画には「なぜだ」「これは痛い」「本当にHRではないのか？」と悔やむ声もあがっていた。