禁断の移籍…功労者の名将に大ブーイング 強烈な“歓迎”も…本人は爆笑「大笑いした」

カブスのクレイグ・カウンセル監督【写真:Getty Images】
カブスのクレイグ・カウンセル監督【写真:Getty Images】

カブスのカウンセル監督は昨季まで指揮をとったブルワーズと敵地で戦った

 鈴木誠也外野手や今永昇太投手らがプレーするカブスのクレイグ・カウンセル監督が敵地・ブルワーズ戦で大ブーイングを浴びた。現役時代にブルワーズでプレーし、昨年までは指揮も執っていたため、“古巣”のファンからの厳しい洗礼となったが、当の本人は「正直、みんなで笑った」と振り返った。

 カブスは27日(日本時間28日)から今季初のミルウォーキーでの4連戦に臨んでいる。カウンセル監督は2015〜2023年までブルワーズの監督を務め、チームを3度の地区優勝に導いた。

 さらに同監督はブルワーズが本拠地を置くウィスコンシン州出身で、父はブルワーズの元球団職員。試合前には功績を称える映像がビジョンに流されたが、地元のファンは同地区のライバルに移籍した名将の帰還を大ブーイングで“歓迎”した。

 ブルワーズ情報を提供する独立系メディア「Brewer Fanatic」で番記者を務めるジャック・スターン氏は、自身のX(旧ツイッター)に、ブーイングを受けたことを語るカウンセル監督の動画を投稿。同監督は「いい人生経験だった」と笑顔で振り返った。

 さらには「昨夜は家族全員が家にいた。子供が4人いてみんなが大きくなるとそういうことになる。夕食の席ですばらしい会話をした。(家族)みんなでそれ(ブーイング)についてかなり笑った。何よりも、そのことについては笑った。なんだかおもしろかった」と家族全員で大爆笑したと明かした。

(Full-Count編集部)

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