借金13のエ軍、早くも白旗か…トレード模索と米報道 ファン嘆き「価値ある選手いない」
米記者「エンゼルスは特定の選手についてトレード話に耳を貸し始めた」
ア・リーグ西地区最下位に沈むエンゼルスが、早くも主力の放出に踏み切る可能性が出てきた。27日(日本時間28日)の時点で、20勝33敗の借金13で勝率.377。地区首位のマリナーズには8ゲーム差、ワイルドカード争いでも3位のツインズに9ゲーム差と、10年ぶりのポストシーズン進出はすでに風前の灯火だ。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者、ロバート・マレー氏が「Baseball Insiders」のライブ配信に出演。「MLB Deadline News」によると、「エンゼルスは特定の選手についてトレード話に耳を貸し始めた」などと伝えたという。まだシーズン3分の1も終えていない段階で白旗を上げそうだ。
大谷翔平投手がドジャースに移籍し、主砲のマイク・トラウト外野手は4月に左膝の半月板を損傷して長期離脱中。アンソニー・レンドン内野手は今季も稼働していない状況だが、タイラー・アンダーソン投手やテイラー・ウォード外野手らが奮闘している。主力を放出して有望株を獲得する方向になりそうだ。
シーズン中盤から失速した昨季よりも酷い状況にファンも嘆き。「新オーナーのオファーに耳を傾けはじめるべき」「毎年この時期の恒例行事」「トレードの駒の半分が怪我をしている」「トレード価値がある選手が誰もいない」「いいチームが欲しい選手なんて、どこにいる?」との声があがっている。
(Full-Count編集部)