大谷翔平に被弾した右腕、2時間後にDFA報道 激高し退場→球団に対し問題発言
退場処分を受け、グラブを客席に放り投げて不満をあらわにしていた
■ドジャース 10ー3 メッツ(日本時間30日・ニューヨーク)
メッツのホルヘ・ロペス投手がDFA(事実上の戦力外)になる見込みだと、29日(日本時間30日)の本拠地・ドジャース戦後に複数の米メディアが伝えた。同戦では大谷翔平投手に14号を許し、その後、判定に不満を示し退場処分を受けていた。
大谷に本塁打を許してから約2時間後、地元放送局「SNY」のメッツ番アンディ・マルティーノ記者をはじめ複数のメディアがDFAとなることを伝えた。右腕は同戦の8回途中から登板。2死二塁からは大谷に14号2ランを浴び、その後フリーマンの打席で、カウント2-1からのスイングがノースイングと判定され三塁塁審に激怒。口論の末に退場と告げられると、グラブを客席に放り投げて試合から退いた。
試合後の取材ではFワードを連発。不満は球団に向けられ「後悔していない。僕はおそらく、MLB全球団の中で最悪のチームにいると思っている」とぶちまけた。母国語が英語ではないため米記者の中でも情報が錯綜しているが、MLB公式のメッツ番アンソニー・ディコモ記者が再確認したところによると右腕は「最悪の球団での、(自分は他の選手から見て)最悪のチームメートだ」と話しているという。
31歳のロペスはこの試合が今季28試合目の登板。1勝2敗6ホールド2セーブ、防御率3.76の成績を残している。メッツはナ・リーグ東地区4位に沈んでおり、本拠地にドジャースを迎えての3試合は3連敗となった。