退場王が“誤審王”をまさかの擁護「もっと酷い審判いる」 ファン驚き「いくら払ったんだ」
ヤ軍のブーン監督、ヘルナンデス氏は「サンドバッグのように扱われてきた」
ヤンキースのアーロン・ブーン監督が、引退するエンゼル・ヘルナンデス審判員について「不当に彼が責められていると感じる部分もあった」などと発言した。近年は際どいジャッジなどでファンからの批判を集めており、「最も物議を醸す審判」とも呼ばれたが、意外にも擁護する意見を米メディアに語った。
ブーン監督といえば、審判への執拗な抗議で多くの退場処分を受けていることで知られる。29日(日本時間30日)に敵地で行われたエンゼルス戦でも、試合開始早々で判定に抗議して退場処分。1993年からメジャーリーグの審判員を務めているヘルナンデス氏とも、もちろん数多くのバトルを繰り広げてきた。
「Talkin Yanks」のポッドキャストに出演。「彼は不当に悪い審判のシンボルというか、顔みたいな感じになっていたと思う。私は、彼よりもっと酷い審判がいると思っている。少し、不当に彼が責められていると感じる部分もあった。多くの批判を受けたのは、彼自身のせいもあるだろうけど、結局のところ、彼は本当にいい人だし、彼は何事にも常に優雅に対処してきた。彼の幸せを願っている」と発言した。
また、MLB公式サイトのヤンキース番を務めるブライアン・ホーク記者も、ブーン監督のコメントを紹介。「不当に、審判への批判の象徴にされ、サンドバッグのように扱われてきた。不公平で行きすぎたものだ」と擁護している。意外な意見にファンからは「監督がこう言うとは驚きだ」「彼はブーンにいくら払ったんだ」「彼の意見には賛成できない」と賛否両論に声があがっている。
(Full-Count編集部)