大谷翔平が1位陥落「静かだった」 ジャッジが7位から急浮上…MLB公式「歴史的な1か月」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季5回目となる打者の「パワーランキング」が発表

 MLB公式サイトは30日(日本時間31日)、パワーランキング投票の最新版(今季第5回目)を発表。前回の発表で1位だったドジャース・大谷翔平投手は2位となり、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が前回7位から1位に浮上した。

 大谷は16日(同17日)に発表された第4回のランキングでムーキー・ベッツ内野手を抜いて1位に浮上。同日の試合前時点で打率.364、12本塁打30打点の成績を残していた。

 大谷は29日(同30日)のメッツ戦で14号を放ったが、それまで9試合本塁打がなく、その間にジャッジが“猛追”。5月は29日(同30日)の試合を終えた時点で打率.364、11本塁打21打点、OPS1.366と驚愕の成績を残しており、一気に1位に躍り出た。

 MLB公式サイトは、ジャッジの躍動を「歴史的な1か月」と評価。「第1回から3回まで(トップ争いにすら)入っていなかった。ジャッジが5月にマークしたバレル数30は、オオタニとマット・チャップマンが保持していた月間最多バレル記録24を抜いて、新記録だ」と言及している。

 大谷については「9試合連続本塁打なしで、静かだったので首位から陥落した」と説明。「彼はナ・リーグトップのOPS+183、131塁打をマークしている。オオタニが過小評価されている点の1つは13回中13回盗塁を決めていることだ」と評価すべき点も挙げられているが、ジャッジの勢いには及ばなかったようだ。

(Full-Count編集部)

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