大谷に14号被弾→試合後に“戦力外” 右腕が謝罪「メッツを傷つける意図はない」
インスタグラムで謝罪
メッツから30日(日本時間31日)にDFA(事実上の戦力外)となったホルヘ・ロペス投手がインスタグラムを更新し、29日(同30日)の振る舞いについて謝罪した。同戦では判定に激怒して退場となり、グラブをスタンドに放り投げる悪態をつき、試合後には球団に対する暴言も口にしていた。
DFA発表後に更新したSNSでは「真っ先に何よりもまず、チームメート、コーチ、ファン、そしてフロントの皆さんに謝罪をします。昨日、私のフィールド内外(の振る舞い)で皆さんを失望させてしまったと感じています」と謝罪を述べた。
右腕は同戦の8回途中から登板。2死二塁からは大谷に14号2ランを浴び、その後フリーマンの打席で、カウント2-1からのスイングがノースイングと判定され三塁塁審に激怒。口論の末に退場と告げられると、グラブを客席に放り投げて試合から退いた。大谷に本塁打を許してから約2時間後、地元放送局「SNY」のメッツ番アンディ・マルティーノ記者をはじめ複数のメディアがDFAとなることを伝えた。
試合後の取材では、グラブを放り投げたことなどの振る舞いを「後悔していない」と話し、「僕はおそらく、MLB全球団の中で最悪のチームにいると思っている」と球団批判とも見られる言葉を言い放った。ロペスの母国語が英語ではないため、米記者の中でも情報が錯綜しているが、多くの米メディアが球団への発言を大々的に報じていた。
一夜明けての投稿では「試合後の発言についても釈明したいと思います。私はメッツの名誉を傷つける意図はありませんでした。インタビューの際に私は、自分のパフォーマンス、そして、それによって私が『MLB全球団の中で最悪のチームメート』と感じてしまったことを率直に話しました」と、自分が思い通りに活躍できなかったことへのイラ立ちから、不必要な発言を思わずしてしまったと反省を綴った。
(Full-Count編集部)