大谷翔平&ベッツ置き去り 移籍後は“打率4割”…27歳の安打製造機が「124年で初の記録」
アラエスがパドレス加入後早くも4度目の4安打
■パドレス 11ー8 ロイヤルズ(日本時間1日・カンザスシティ)
パドレスのルイス・アラエス内野手は、5月31日(日本時間6月1日)の敵地・ロイヤルズ戦で5打数4安打2打点をマーク。5月3日(同4日)にマーリンズからパドレスにトレード加入して以降、24試合で早くも4度目の1試合4安打となった。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、1900年以降、1球団に加入してから最初の24試合で、1試合4安打以上を4試合で記録したのは初の記録だという。
昨季は打率.354をマークして2年連続の首位打者に輝いた27歳。イチロー氏(現マリナーズ球団会長付き特別補佐兼インストラクター)からも評価されるヒットメーカーだ。パドレスにトレード加入して以降は絶好調で、移籍時点では打率.299も、現在は.342で打率ランキングトップに立っている。パドレス加入以降に絞ると、打率は.398と打ちまくっている。
5月31日(同6月1日)の試合では、単打を4本放ち、57試合で24度目のマルチ安打を記録した。ドジャースの大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手が打率を下げる一方で、徐々に打率を上げてリーグトップに浮上。2位のジュリクソン・プロファー外野手(打率.330)に大差を付けている。
昨季は6月下旬まで打率4割をキープした実力の持ち主。2011年〜2013年のミゲル・カブレラ以来となる3年連続となる首位打者へ突き進んでいる。
(Full-Count編集部)