現役ドラフトで覚醒…23歳の衝撃弾が「まじで化け物」　異次元の3冠に「度肝抜かれる」

日本ハムの水谷がプロ6年目で初本塁打を放った

■日本ハム 9ー2 DeNA（2日・エスコンフィールド）

　ソフトバンクから現役ドラフトで日本ハムに移籍した水谷瞬外野手が、2日にエスコフィールドで行われたDeNA戦でプロ6年目にして待望の初アーチを放った。新庄剛志監督は大喜び、打たれた投手は呆然の豪快弾に、ファンも「度肝を抜かれるスイング！」「何でホークスでは1軍出場すら無かったんやろなぁ」と驚きを隠せない。

「1番・左翼」で先発出場した水谷は、3回の第2打席に中堅フェンス直撃の二塁打。本塁打かのように見えたがリクエストはなかった。そして迎えた4回の第3打席、大貫の高めのカーブをしっかり捉えて持ち前のパワーでスタンドに運び、今度こそ正真正銘の“1号”となった。右腕は表情をなくして佇み、指揮官は両手を上げて出迎えた。

　水谷は昨季まで1軍出場はなかった。193センチ、99キロの23歳は5月21日に今季2度目の1軍昇格を果たすと、ついに覚醒気配。交流戦では打率.579、出塁率.600、OPS1.442の“3冠”という躍動ぶりだ。

「パーソル パ・リーグTV」公式SNSが記念すべきアーチの映像を公開すると「えぐくね？」「まじで化け物覚醒して羨ましい」「水谷くんやばすぎ。ずっと打ってる」「今年の現ドラ覚醒枠頂きました」「今まで1軍経験がなかった選手とは思えない活躍」「新天地に移籍して良かったね」など多くの反応があった。

（Full-Count編集部）