大谷翔平、1日にして“奪われた2冠” 歴史的偉業へ最大のライバル…本塁打も独走状態
ブレーブスのオズナが本塁打、打点、長打率、OPS、ISOの5冠に伸ばした
ドジャースの大谷翔平投手がリーグ4冠から2冠に一歩後退した。長打率、OPS、長打、塁打の4部門トップで5月の全日程を終了。しかし、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が1日(日本時間2日)、長打率とOPSで上回った。本塁打王争いでも3本上回って首位を独走しており、最大のライバルとなっている。
大谷は1日(同2日)、本拠地でのロッキーズ戦に出場して3打数1安打1四球。2日(同3日)の同カードでは、3打数無安打1四球と、6月最初の2試合では快音が生まれなかった。一方のオズナは1日(同2日)に17号2ランを含む5打数2安打、2日(同3日)は3打数1安打1四球だったが、まだまだ好調を維持している。
大谷はここまで58試合に出場して打率.322、14本塁打、38打点、OPS.988。長打(33)、塁打(137)のリーグ2冠となった。一方、オズナは57試合で打率.313、17本塁打、53打点、OPS1.001。本塁打、打点、長打率(.611)、OPS、ISOの5冠に伸ばしている。また、OPSで1を超えているのはリーグで唯一となった。
打撃だけを見ると、現時点では最大のライバルと言っても間違いないだろう。さらには同じ指名打者のため、シルバースラッガー賞、エドガー・マルティネス賞といった表彰でも1つの椅子を争うことになりそうだ。一方、指名打者を主戦場にMVPを獲得した選手はゼロ。どちらかが史上初の栄誉に輝くだろうか。
(Full-Count編集部)