大谷翔平“珍打”に敵地実況席は唖然 覆った判定…ピンチで再開を疑問視「信じられない」
最初は右直の判定も…ワンバウンドで捕球しており一、二塁で再開
■ドジャース 11ー7 パイレーツ(日本時間7日・ピッツバーグ)
ドジャース・大谷翔平投手の一打を巡り、敵地放送席は唖然としていた。6日(日本時間7日)にPNCパークで行われたパイレーツ戦、大谷が初回無死一塁から放った右翼への打球は、ダイレクト捕球かどうかを巡ってチャレンジに。結局右前打となり一、二塁で再開。実況は「ワーーオ。信じられませんね」と驚いていた。
大谷の打球はダイビングキャッチを試みた右翼・オリバレスのグラブに収まったとして、1度はアウト判定に。しかしドジャースがチャレンジを要求し、判定が覆った。
地元放送局「スポーツネット・ピッツバーグ」の実況を務めるグレグ・ブラウン氏は、「パイレーツの選手はどこに投げていいかわかっていませんでした。走者もどうしたらいいのかわからないようでした」と状況を説明。リプレー検証中は「これは興味深いです。何が起きるんでしょうね。こんな光景初めて見ました」と話していた。
判定が覆ると、無死一、二塁で試合は再開。最初からワンバウンドしたと判定されていれば、捕球直後にオリバレスが二塁に投げればライトゴロとなる可能性もあったタイミングだっただけに、場内のパイレーツファンからはブーイングが起こった。ブラウン氏も「ベッツが二塁に到達できたか、完全に言い切ることはできないじゃないですか」と指摘した。
審判の判定が覆り、選手もファンも放送席も困惑。解説を務めるニール・ウォーカー氏も「グレグ、私もこんな光景初めて見ましたよ」、ブラウン氏「ワオ。信じられないですね。信じられません」と呆れた口調だった。
(Full-Count編集部)