大谷翔平、5戦ぶり16号 184キロ弾でトップと2本差…フリーマンと連弾で本拠地熱狂
本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー レンジャーズ(日本時間12日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第4打席で5試合ぶりとなる16号を放った。
大ブーイングを浴びた、前カードの敵地でのヤンキース3連戦では13打数2安打、本塁打なしの1打点に終わっていたが、本拠地に戻り熱狂的なファンの前で豪快アーチをかけた。7-1の6回1死一塁、アンダーソンの高めの球を捉えると右中間スタンドへ運んだ。打球速度114.2マイル(約183.8キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)、打球角度23度の当たりだった。
昨季のワールドシリーズを制覇したレンジャーズは右腕デーン・ダニングが先発。今季は10試合に登板して4勝4敗、防御率4.09。大谷はダニングに対し21打数4安打の打率.190、本塁打なしの打点1と苦手にしていた。初回の第1打席は四球で出塁。すかさず二盗を決め、その後ウィル・スミス捕手の本塁打で生還した。3回1死の第2打席も四球だった。
6-1の五回2死二塁では、2番手のジョナサン・ヘルナンデス投手に対して空振り三振だった。
大谷は今季ここまで64試合に出場し、打率.310、15本塁打41打点。過去に得意としていた6月に入り、この日でようやく2発目。ナ・リーグトップの18本塁打を放っているブレーブスのマルセル・オズナ外野手に2本差に迫った。このまま一気に調子に乗っていきたいところだ。