佐々木麟太郎は大谷翔平と同じくらい「見られるかも」 MLB公式が特集…菊池雄星との秘話
MLB公式が佐々木麟太郎を紹介…「左打席で見事な力強いスイングをする」
米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手について、MLB公式サイトのキーガン・マシソン記者が「菊池(雄星)はかつて、最新の天才日本人の子守りしていた」などと報じている。
ブルージェイズの菊池雄星投手は11日(日本時間12日)、ブルワーズとの試合に先発。試合後に佐々木について問いかけられ“関係性”を話した。菊池と佐々木は同じ花巻東の出身。佐々木が海を渡る決断をし、米国で初アーチをかけたことで報道陣から問いかけられた。
同記者は「日本野球には美しさがある。こうした異なる世代の選手たちが互いを尊敬しあい、憧れ合うことから来る。日本のファンは母国のスター選手ら、特にMLB入りする選手たちを応援することから来る」と2人の関係について述べている。
さらに同記者は「キクチが敵地で先発する試合は、カナダメディアより日本のメディアの数が多いことは珍しくない。彼の一挙手一投足に細心の注意を払っているのだ。オオタニの場合、(日本メディアの数は)その10倍だ。数年後、そうなるのはササキかもしれない」と佐々木の注目度の高さに目を見張っていた。
マシソン記者は「ササキはコウタロウ・キヨミヤが保持していた高校通算本塁打記録の111本を上回る、140本を打った。彼は若いプリンス・フィルダーのような作りで、左打席で見事な力強いスイングをする」と佐々木についても説明している。
花巻東高の後輩に当たる佐々木は11日(同12日)にメリーランド州で行われた「MLBドラフトリーグ」の試合に出場し、勝ち越し2ランを放つなど5打数2安打3打点の活躍。米国でのデビュー戦を飾った。
同記者は「2人(菊池と佐々木)には特別な絆があり、キクチはその絆を維持したいと思っている。キクチは『私は人生でホームランを打ったことがないので、ホームランを打つのがどんな感じなのかは、わかりません。ですが、彼はあちら(日本)の高校時代に140本を打ち(高校通算本塁打)記録を破りました。私はゼロですよ』と笑顔を見せた」と明るい未来を願った。
(Full-Count編集部)