ロバーツ監督が驚いた大谷翔平の19号「あんな風に打つとは」 状態物語る“打球の行方”
2打席連発の18号&19号…指揮官も興奮
■ドジャース 3ー0 ロイヤルズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、ドジャースタジアムで行われたロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季2度目の1試合2本塁打をマークした。3回に先制18号ソロを放つと、6回には右越え19号ソロをマーク。指揮官は「あんな風に打つとはね」と、19号の打球を見ながら状態の良さを感じ取っていた。
同点の3回、1死走者なしで迎えた第2打席ではシンカーをバックスクリーン左へ451フィート(約137.5メートル)飛ばす18号を放った。6回先頭の第3打席では、内角低めのスライダーを引っ張って右翼席中段へ。飛距離400フィート(約121.9メートル)の一発を放ち、5月5日(同6日)の本拠地・ブレーブス戦以来、今季2度目となる1試合2本塁打をマークした。
指揮官が注目したのは、19号のスイングだった。膝元に落ちていく右投手のスライダーを完璧に捉えた。初回の第1打席ではスライダー引っ張って大きなファウルにするシーンがあったが、タイミングを合わせてスタンドへ運んだ。「最後の本塁打は、低めのあの球を引っ張ってファウルになったりとか、ゴロにすることなく、あんな風に打つとはね。彼はボールが前よりもよく見えているということを、それが物語っている」と称えた。
これまで得意としてきた6月だが、今季の6月序盤は苦戦。しかし直近6試合で4本塁打と、状態が上がってきているのは間違いない。ここから大暴れといきたいところだ。
(Full-Count編集部)