故障さえなければ…ジャッジ超え“天才25歳” 元全米1位が覚醒、年間94発ペース
ツインズのルイス、今季12試合の出場ながら打率.390、7本塁打、OPS1.398
ツインズのロイス・ルイス内野手のバットが止まらない。16日(日本時間17日)に本拠地で行われたアスレチックス戦で、2試合連発となる7号ソロ。今季わずか12試合の出場ながら、打率.390、7本塁打、OPS1.398と驚異的な成績だ。
ダブルヘッダーの第1試合。「3番・指名打者」で先発すると、コレアの2ランで先制した直後の初回、シアーズの初球を豪快に捉えた。外角高めへのスライダーを逆方向へ弾き返すと、ライナー性の打球は右翼スタンド一直線だった。
4回に内野安打、6回には四球を選んで4打数2安打1打点。ダブルヘッダー第2試合でも7号2ラン。今季は開幕戦で幸先よく一発を放つも、その試合で右脚を痛めて離脱。6月4日(同5日)に復帰後も、凄まじいペースで打ち続けている。
2017年ドラフト全体1位でツインズから指名された元超有望株の25歳。しかし、2021年には、右膝の前十字靭帯を断裂。復帰した2022年にメジャー昇格を果たしたが、またしても右膝の前十字靭帯を断裂。相次ぐ故障に苦しんでいた。
それでも、昨季は58試合の出場ながら打率.309、15本塁打、OPS.921。試合にさえ出られれば、才能は疑いようがない。今季の12試合で7本塁打をシーズン162試合に換算すると94発ペース。一気にスターへ駆け上がっていきそうだ。
(Full-Count編集部)