元ドラ1有望株が3年連続で“事実上の戦力外” 有名女優と結婚も…米辛辣「生産性は低い」

エンゼルスからDFAとなったコール・タッカー【写真:ロイター】
エンゼルスからDFAとなったコール・タッカー【写真:ロイター】

コール・タッカーとホセ・スアレスがエンゼルスから事実上の戦力外に

 エンゼルスは17日(日本時間18日)、コール・タッカー内野手をメジャー出場前提となる40人のロースターから外す措置(DFA)をとった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はかつての有望株に「打者としての生産性は低いので、興味を示すチームが現れる可能性はとても低いだろう」と厳しい意見を述べた。

 タッカーは2014年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でパイレーツ入り。将来を有望視されていたが、パイレーツでは鳴かず飛ばず。事実上の戦力外となった昨年2月に「ハイスクール・ミュージカル」などで主演を務めた美人女優のヴァネッサ・ハジェンズと結婚したことでも話題になった。

 昨季はロッキーズでプレーしたがそこでもDFAに。今年4月にエンゼルスとマイナー契約を結び5月に昇格。しかし、25試合で打率.180、OPS.563と低迷した。この日、ブランドン・ドルーリー内野手が負傷者リスト(IL)から復帰し、3年連続で“戦力外”となった。

 また、ドジャースへ移籍した大谷翔平投手とも仲が良かったホセ・スアレス投手もDFAに。2021年、2022年には2年連続8勝、防御率3点台をマークしたが、直近2年は低迷。今季は18登板で1勝2敗、防御率8.15の成績だった。代わってザック・プリーサック投手が昇格した。

 SNSでは「誰がタッカーの代わりを務めるんだ?」「タッカーとスアレスを獲得するチームが現れないことを願っている」とコメントが寄せられていた。

(Full-Count編集部)

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