安樂智大、メキシコでも“鉄腕健在” チーム1位の29登板…楽天退団も新天地で躍動
29試合に救援登板し、0勝1敗3セーブ、防御率3.21…打者天国で奮闘する
メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)でプレーする安樂智大投手が、首位を走るチームのブルペンを支えている。今季は53試合を消化しチーム1位の29試合に登板している。
すべて救援登板で0勝1敗3セーブ、防御率3.21。平凡な成績に見えるが、本拠地には特殊な事情がある。メキシコシティにある球場は、標高2240メートル超の高地。クアーズフィールドよりも高く、通常よりも打球が飛ぶと言われる。
そんな中、29試合はチーム1位の登板数。リーグ全体で見てもトップと2試合差だ。チームは42勝11敗の勝率.792で、2位に11ゲーム差をつけて首位を独走中。安樂の貢献度も大きく、5月25日(日本時間26日)には球宴にも出場した。
安樂は済美高(愛媛)から2014年ドラフト1位で楽天に入団。通算231試合に登板した。昨年11月に複数の選手がハラスメント行為を球団に訴えたとされ、12月1日にNPBから公示された各球団の契約保留者名簿に記載されず退団した。
(Full-Count編集部)