ド軍、あと1球から衝撃逆転劇 満塁弾→敵将退場→3ラン…5点差ひっくり返し球場騒然
5-9の9回にヘイワードが満塁弾→T・ヘルナンデスが逆転3ラン
■ドジャース 11ー9 ロッキーズ(日本時間19日・デンバー)
大谷翔平投手の所属するドジャースは18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦で9回に一挙7点を奪い、5点差を逆転した。ジェイソン・ヘイワード外野手が満塁弾を放ち1点差に迫ると、あと1球からテオスカー・ヘルナンデス外野手が逆転3ランを放った。
4-9の9回、1死満塁でヘイワードが右翼ポール直撃の満塁弾。さらに大谷が左前打を放ちつないだ。ウィル・スミス捕手が倒れて2死となったが、フレディ・フリーマン内野手が申告敬遠。2死一、二塁のチャンスを迎えた。
迎えたT・ヘルナンデスの打席で2ストライクと追い込んでから、ハーフスイングの判定を巡って、ロッキーズのバド・ブラック監督が怒りをあらわ。ベンチで興奮気味に指をさし退場となった。すると直後にT・ヘルナンデスが右中間へ3ラン。球場は騒然となった。
チームはアレックス・ベシア投手とエバン・フィリップスが9回を抑え3連勝。ドジャースが9回に5点以上リードされた試合で逆転勝ちしたのは1929年6月25日のニューヨーク・ジャイアンツ戦以来95年ぶりだった。大谷はナ・リーグトップタイとなる20号ソロを放つなど、5打数2安打2打点で勝利に貢献した。