ベッツ負傷も…ド軍“代役”の補強はなし? GMきっぱり「方針転換ない」
ドジャースの“戦力構想”を米記者が言及
大谷翔平投手の所属するドジャースは6月に入り、ムーキー・ベッツ内野手、山本由伸投手が負傷者リスト(IL)入りするなど、主力選手の故障が相次いでいる。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」でドジャースの番記者を務めるジャック・ハリス記者は「ベッツとヤマモトの怪我はトレード期限のプランに影響しない」と報じている。
同記者によれば、ドジャースのブランドン・ゴームズGMは現時点で「トレード期限のプラン変更を急いでいない。現時点で何か重要な方針転換がある訳ではないと思う。彼らがポストシーズンまでには戻ると想定している」と言及している。
さらに同記者は「現時点でドジャースはベッツ復帰後どのポジションで起用するか決めていない」としている。ベッツ不在の間、ミゲル・ロハス内野手がショートのレギュラーを務めており、三塁や外野を守るキケ・ヘルナンデス内野手がバックアップを務めている。
ゴームズGMとデーブ・ロバーツ監督は、ベッツの復帰後に遊撃手として可能性を閉ざしていないことを言及したという。ドジャースがベッツを二塁や外野にポジションを戻すとしても、トレード市場でロハスを上回る選手を見つけることは容易ではない。
首位のブルワーズがウィリー・アダメス内野手の放出を決めたり、パッとしないブルージェイズが大放出を決断しない限りボー・ビシェット内野手もトレード市場に出回る可能性は低い。ドジャースは主力の復帰を待つことになりそうだ。
(Full-Count編集部)