ド軍大逆転劇は95年ぶり快挙 4-9→満弾→3ランの“奇跡”に米興奮「野球って最高」
ド軍は9回に歴史的7得点で逆転勝利
【MLB】ドジャース 11ー9 ロッキーズ(日本時間19日・デンバー)
大谷翔平投手が所属するドジャースは18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦で9回に7点を奪い5点差を逆転。11-9の劇的勝利を収めた。ジェイソン・ヘイワード外野手が満塁弾、テオスカー・ヘルナンデス外野手の逆転3ランが飛び出した猛攻で、9回に5点差以上を逆転しての勝利は1929年以来95年ぶりの快挙。ファンも「歴史を作った」と歓喜した。
試合はドジャースの劣勢だった。2回を終えて1-6。その後は両軍が小刻みに加点し、6回には大谷がリーグトップに並ぶ20号ソロを放つなど、4-9で9回を迎えた。
1死満塁の好機でヘイワードが右翼ポール直撃の満塁弾。さらに大谷は左前打でつなぐなど2死一、二塁のチャンスでT・ヘルナンデスが右中間フェンスを越える逆転3ランを放った。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者の公式X(旧ツイッター)によれば、1901年以降、9回に5点差以上リードされながらもドジャースが勝利した試合は、1929年6月25日のニューヨーク・ジャイアンツ戦以来だという。
この記録にファンは「ワイルドスタッツ」「私はあなたを信じるわ、それはほとんど不可能に見えた! ワオ!」「信じられない」「歴史をつくった」「コロラド・ロッキーズに憐れみを」「野球って最高」などと喜んでいた。