大谷翔平は今や“敵”…エ軍実況が判定に絶叫 四球に不満あらわ「ストライク3でした!」

エンゼルスのパトリック・サンドバルと対戦するドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
エンゼルスのパトリック・サンドバルと対戦するドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平は初回は四球で出塁した

【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場した。初回の第1打席は四球となったが、フルカウントから際どいコースがボール判定となったことに、エンゼルス側の実況は「ストライク3でした!」などと“敵意”をむき出しに伝えた。

 エンゼルスの先発は左腕のパトリック・サンドバル投手。大谷は注目の第1打席でフルカウントからの6球目、低めへの89.1マイル(約143キロ)のスライダーを見送った。球審の判定はボールで四球で出塁した。

 サンドバルは人差し指を横に振って、不満の表情。エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況を務めるパトリック・オニール氏は「カウント3-2、素晴らしい球だ! 彼(サンドバル)にストライクをあげろ!」と興奮気味に伝えた。

 オニール氏はさらに「ジョン・リブカ球審の手は上がりませんでした。ストライク3でした!」と伝え、解説を務めるマーク・グビザ氏は「完璧な投球でした。ストライクゾーンの低めに入っています」と冷静に振り返った。サンドバルは首を振って、納得いかない様子だった。

 実況のオニール氏は「最近のドジャースは判定に恵まれています。デンバーでもストライク3コールが見逃されたシーンがありました」と“恨み節”。エンゼルス時代のスターだった大谷に対しても“敵意”を剥き出しにして、レポートしていた。

(Full-Count編集部)

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