オリ・福田が怪我から戦列復帰、山岡も約3か月ぶりの公式戦登板で無失点…22日のファーム

オリックス・福田周平【写真:小池義弘】
オリックス・福田周平【写真:小池義弘】

西武はガルシアが3号、ロッテは3失策で阪神戦に敗れる

 オリックスは高槻萩谷バファローズ球場で行われたウエスタン・リーグの阪神戦は3-3の引き分けに終わった。先発は田嶋大樹投手。初回、得点圏に走者を背負うも無失点に抑えると、2回は3者凡退に打ち取る。しかし3回1死二、三塁から百崎蒼生内野手に先制の2点適時打を浴び、続く野口恭佑外野手の1号ソロで3失点。3回47球4安打1四球4奪三振3失点で降板した。

 5回まで相手先発・高橋遥人投手の前に3安打無得点だった打線は6回、先頭の元謙太外野手が三塁打を放ち、続く福田周平外野手の内野ゴロの間に1点を返す。さらに8回、代打・香月一也内野手の適時打と池田陵真外野手の犠飛で2点を奪い、試合は3ー3に追いついた。

 オリックスは右足首の故障で戦列を離れていた福田が途中出場で実戦復帰した。また、山岡泰輔投手が3月28日以来の公式戦登板。1イニングを投げ無安打1奪三振無失点の投球を見せた。

 西武はベルーナドームで行われたイースタン・リーグのロッテ戦に6-4で勝利した。初回に牧野翔矢捕手の適時二塁打などで3点を先制、2回にはアンソニー・ガルシア外野手の3号ソロが生まれ序盤から4点のリードを奪う。先発の與座海人投手は5回94球4安打4四死球2失点でマウンドを降りた。対するロッテは美馬学投手が5回4安打3奪三振4失点(自責点1)。初回に3失策と守備が乱れた。

 ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に0-3で敗れた。先発・三浦瑞樹投手は4回までパーフェクト投球。5回に1点、8回にも1点を失ったものの、8回6安打1四球4奪三振2失点の好投でマウンドを降りた。

 一方の打線は初回に3連打で1死満塁のチャンスも併殺で逃してしまう。その後も相手先発・二宮衣沙貴投手に粘られた。6回以降は四球で走者を出す場面もありながら、ヒットが生まれず。9回にも1点を失い0-3で試合終了となった。笹川吉康外野手が3安打を記録したが、好機にあと一本が出なかった。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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