リーグ8冠の大谷翔平、6月男を体現 すでに春先の“自分超え”…言葉に滲み出る自信

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平は6月8本塁打…3・4月、5月の月間本数を超えた

 ドジャース・大谷翔平投手が得意としている6月に入り、打撃の調子が上昇している。21日(日本時間22日)の本拠地・エンゼルス戦ではリーグトップを独走する139メートルの特大22号を放った。これで6月は8本塁打目ですでにともに7本だった3・4月、5月の本数を超えた。(成績の数字はすべて日本時間22日時点)

 大谷はドジャースに移籍した3・4月の月間成績は32試合で打率.336、7本塁打、19打点。5月は24試合で打率.312、7本塁打、19打点だった。6月は打率.311と下回っているものの、19試合の時点で8本塁打とすでに今季の月間最多を記録。6月はあと7試合を残しており、17打点でこちらも春先の数字を超えるのは時間の問題ともいえそうだ。

 さらに6月の長打率.689、出塁率.414も3・4月、5月を上回っている。22号を放ったエンゼルス戦後には「最近は打つべくして打っているなと思うので、感覚的に4月、5月より全然いいと思います」と自身でも好調ぶりを認めている。

 また、チームの休養日明けとなった11日(同12日)のレンジャーズ戦からスパイクを変更。今季開幕から使い続けていたホワイトのカラーが、ブルーに変わっていた。ロゴはメタリックのレッドとなっている。

「送られてきて……。はい、かっこいいなと思ったので、変えました」と単純な理由を明かしたが、“父の日”仕様だった16日(同17日)を除いて、新スパイクにしてから10試合で37打数14安打の打率.378、5本塁打、12打点。お気に入りの“アイテム”とともに、躍動が続いている。

 現在、本塁打&打率.322に加えて長打率.628、OPS1.026、60得点、187塁打、45長打、ISO.305でもトップ。リーグ8冠を走る大谷がどこまで数字を伸ばすか注目される。

(Full-Count編集部)

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