ロッテ5選手がイケメンモデルに? 黒一色のコーデが大反響…“仕掛け人”が明かす舞台裏
ロッテの小島、佐藤都、友杉、石川慎、和田が「JUNON」に登場
21日発売の月刊誌「JUNON」8月号(主婦と生活社)で、ロッテ特集が掲載された。18日に球団公式X(旧ツイッター)で情報解禁されると、「和田くん」「JUNON」などが日本のトレンドにランクインしたほか、球団公式Xのインプレッションやいいね数は、球団記録を更新する勢いで伸び続けている。
夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK 2024 supported by クーリッシュ」のプロモーションの一環として小島和哉投手、佐藤都志也捕手、友杉篤輝内野手、石川慎吾外野手、和田康士朗外野手が誌面に登場。「色香を纏った、“黒鴎”たちの夏。」をテーマに、シックな服装にヘアメイクを施した選手たちとクロストーク記事が掲載されている。“ジュノンボーイ”でも知られるエンターテインメント誌「JUNON」と「プロ野球」がマッチアップしたきっかけとは? 担当した「マーケティング戦略本部 ブランド統括部」の富樫安奈さんに聞いた。
特集が実現した背景について、夏の風物詩になりつつある「BLACK SUMMER WEEK」が、情報解禁前からファンの間でSNSなどが盛り上がる一方、興味はありながらも野球観戦をしたことがない潜在層に対しての課題があった。そこで、ファッション誌でのエディターの経験を持つ富樫さんが「JUNON」編集部に相談を持ちかけたことが企画の始まりだった。
「華美な見せ方は避けたいが、『JUNON』読者に刺さるようなコンテンツにしたいという葛藤がありました。マリーンズのブランディングは死守したかったので、最終的にはビジュアルをモードに振ることに。衣装は球団カラーの黒一色のみとし、ヘアメイクは最小限にするなど、ミニマムな空間でこそ、選手の素材を生かせるのでは、と自信がありました」
撮影スタッフを魅了した石川慎…「落とす写真がない」
球団のアパレルライン「umi」や企画ユニホームのビジュアル撮影などで、ある程度撮影に慣れている選手も多いが、特に撮影スタッフを魅了したのは石川慎。スタイリストやヘアメイク、他の選手たちが「落とす写真がない」と口を揃えるほどの、プロ顔負けの仕上がりに。富樫さんも「担当ながら、今回が過去一の仕上がりになったと思います」と胸を張った。
毎年オフに行われる次シーズンのビジュアル撮影は、基本的にノーメイクで行われるため、衣装のフィッティングやヘアメイクは選手たちにとって新鮮。「全員で統一したオールブラックの衣装や、普段は全くつけないというシルバーアクセサリーに驚き、口々に『自分じゃないみたい』と話していました」と語る。
「ジュノンボーイ並みにかっこよかった選手」を問うと「これは正直選べないです! SNS上での各選手へのファンの反応を見ても、過去の制作物を振り返っても、これまで見たことのない表情、たたずまいに喜んでくれている方が大勢いた印象です。そういう意味では全員ギャップを見せてくれました」と富樫さん。「またファンのみなさんに喜んでもらえる機会を作れたらと思います」と今後のプロモーションへの意気込みも示した。
発売に併せて、本誌未掲載のアザーカットを使用したオンラインくじ「JUNON TVくじ」の販売も決定。直筆サイン入りチェキや直筆サイン入りフォトハンガー、アクリルスタンドなど豪華ラインナップとなっている。
(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)